令和6年7月並びに8月15日に、盂蘭盆会法要が奉修されました。
秋山御住職より、
「菩薩というのは、自分ならびに周りの人たちの幸せのために、毎日仏道修行に励んでいます。しかし、その目的が違えば、進む道も自ずと違ってきます。
信心修行は、ただ自分の欲望を満たすためだけにあるのではなく、自分の幸せな姿を示し、人にも与える。自他共の成仏があって、初めて本当の幸せが築かれていくのであります。
物事には必ず原因と結果があります。「どうしてこんな事が起こるのか」と思う事があっても、一つとして偶然はなく、また、一つとして人の所為ではありません。全部、自分の中に原因があるのです。そしてそれを変えていくのもまた、誰かではなく、自分自身なのです。
それを説かれたのが仏法の悟りであり、それを事実として、身をもって教えてくださったのが、末法の御本仏・日蓮大聖人様なのです」
との御法話を賜りました。