平成2年以降、創価学会は本来の使命と目的から大きく逸脱して、御法主上人および日蓮正宗をあらゆる手段を用いて攻撃し、本宗伝統の血脈相伝による下種仏法、化儀化法、信仰にも著しく背反したのです。
日蓮正宗は、創価学会に対して再三にわたり指導しましたが、創価学会はこれを無視し、一片の反省懺悔もないまま、ますます誹謗・攻撃を加えたため、平成3年11月に日蓮正宗から破門されました。
これによって創価学会は、日蓮大聖人の仏法から離れ、日蓮正宗の信徒団体ではなくなってしまいました。
したがって、正法の血脈も流れ通わなくなり、御本尊の功徳も顕れなくなったのです。
このような創価学会に所属するかぎり、成仏は絶対にできません。
自身や家族の成仏のため、人生に悔いを残さないためにも、日蓮正宗寺院に詣でて僧侶の話を聞き、一日も早く日蓮正宗信徒となって、清々しく総本山大石寺に登山いたしましょう。
創価学会は、日蓮正宗の信徒であった牧口常三郎氏が中心となって、
教育信徒が集まり、昭和5年11月に「創価教育学会」として創立されました。
その後、日蓮正宗の信徒団体となり、昭和21年3月、牧口氏の後を受けた戸田城聖氏が「創価学会」と名称を改めて再建しました。
第2代戸田会長は、創価学会が「宗教法人」を取得するに際して、宗門に対し、
1.折伏したひとは信徒として(日蓮正宗の)各寺院に所属させること
2.当山(日蓮正宗大石寺)の教義を守ること
3.三宝(仏・法・僧)を守ること
の三原則を守ると約束しました。
そして、東京都知事より宗教法人の認証を受けたのです。
この時の「創価学会」規則には、
「この法人は、日蓮大聖人御建立の本門戒壇の大御本尊を本尊とし、日蓮正宗の教義に基づき…」
(宗教法人「創価学会」規則 昭和27年8月27日付) とあり、
総本山大石寺に厳護する本門戒壇の大御本尊を信仰の根本とし、日蓮正宗の教義に基づいて信仰する団体であることが明記されていました。
これが、創価学会設立の目的です。
創価学会の本来の使命は、歴代会長の言葉に明白です。
牧口常三郎 初代会長
「大善生活がいかにして吾々の如きものに百発百中の法則として実証されるに到ったか。それには、仏教の極意たる妙法の日蓮正宗大石寺にのみ正しく伝はる唯一の秘法があることを知らねばならぬ」(大善生活実証録 第4回総会報告13ページ)
戸田城聖 第2代会長
「日蓮大聖人様から600余年、法灯連綿と正しくつづいた宗教が日蓮正宗である」(戸田城聖全集3-111ページ)
「私たちは無知な人々をみちびく車屋である。迷っている人があれば、車に乗せて大御本尊の御もとへ案内していくのが、学会の唯一の使命である」(同113ページ)
池田大作 第3代会長
「わが創価学会は、日蓮正宗の信者の団体であります。したがって、私どもは、大御本尊様にお仕え申しあげ、御法主上人猊下に御奉公申し上げることが、学会の根本精神であると信じます」(昭和35年5月3日会長就任挨拶 大白蓮華 昭和35年6月号7ページ)
平成2年 11月16日 | 池田大作、法主および日蓮正宗に対する誹謗中傷の慢心スピーチを行う |
同年 12月 | 宗門、創価学会へお尋ね文書を送付し、池田大作のスピーチの本意を糾す |
平成3年 1月 | 創価学会、組織を動員した宗門攻撃を開始 |
同年 2月ごろ | 創価学会、日蓮正宗の僧侶を排除した学会独自の「同志葬」を開始 |
同年 11月7日 | 宗門、創価学会・SGIへ解散勧告 |
同年 11月28日 | 宗門、創価学会・SGIを破門 |
平成4年 8月11日 | 池田大作信徒除名 |
平成5年 10月 | 創価学会、『ニセ本尊』を販売開始 |
平成9年 2月8日 | 創価学会第五代・秋谷会長が「謗法払い不要」の謗法容認発言 |
同年 12月1日 | 創価学会員の日蓮正宗信徒資格が喪失 |
平成14年 4月1日 | 創価学会、会則を変更し、 「この会は日蓮正宗の教義に基づき」「本門戒壇の大御本尊を根本」等の文言を削除 |
平成16年 9月9日 | 創価学会、五座三座の勤行方式を改変 |
もし、カラーコピーで紙幣を複写し、お札を作成するとします。
どんなに本物と見分けがつかないほど精巧に作られたとしても、それは『ニセ札』であり、作成し使用すれば法的に罰せられることになります。
なぜなら、
①政府の許可がなく
②日本銀行から発行されたものではなく
③自分で勝手に作ったもの
だからです。
創価学会の『ニセ本尊』もまったく同じ道理です。
①御法主上人の許可を受けず
②総本山から下付されたものではなく
③創価学会が御本尊を勝手にコピーして作成したもの
だから『ニセ本尊』というのです。
『ニセ本尊』を受けてから、あなたは様々な問題に悩んでいませんか?
例えば、原因不明の病気や経済苦、家庭不和など…
『ニセ本尊』には、正法に敵対する魔の力があり、これらを拝むと魔の通力によって、身心を破滅させる恐ろしい悪業を積むことになるのです。
あなたが『ニセ本尊』を拝んでいるなら、一刻も早く日蓮正宗の寺院を訪問して、正しい御本尊に帰依すべきです。
幸せの一歩はそこから始まるのです。
戸田城聖創価学会第2代会長の指導
「ただ、大御本尊だけは、われわれは作るわけにはゆかない。日蓮大聖人様のお悟り、唯授一人、代々の法主猊下以外にはどうしようもない」(大白蓮華 昭和34年7月号9ページ)
創価学会版『折伏教典(改訂版 昭和33年6月)』
「富士大石寺の大御本尊を拝まないものはすべて謗法である(中略)大石寺にそむく謗法の輩がもつご真筆の御本尊には、大聖人の御たましいは住まわれるわけがないのである(中略)信仰の対象として一切をささげて南無し奉る御本尊であるから、御山においては御相伝により、代々の御法主上人お一人が、したため遊ばされるものであり、我ら信者が云々すべきも恐れあることである」(折伏教典322ページ)
日蓮大聖人の仏法の根本は、本門戒壇の大御本尊と唯授一人の血脈相伝にあります。
かつて池田第3代会長も、「唯一の学会精神」「創価学会の根本」について次のように指導していました。
「御法主上人猊下に対しては、御法主上人猊下こそ経文に説かれている遣使還告のお立場、すなわち大聖人様と拝してお仕え申し上げていくとでありました。これが唯一の学会精神であります。」(会長講演集4-145ページ)
「日蓮正宗創価学会の根本中の根本は、一閻浮提総与(いちえんぶだいそうよ)の本門戒壇の大御本尊であることはいうまでもない。しかもその大御本尊は、日蓮正宗に厳然とおわします。そして宗祖大聖人より第2祖日興上人、第3祖日目上人と代々の御法主上人猊下が法水瀉瓶・血脈相承され、現在は、第67世日顕上人猊下に、いっさい受け継がれているのである」(広布と人生を語る1-131ページ)
以上の指導内容から明らかなように、創価学会は発足当時より、本門戒壇の大御本尊と日蓮大聖人以来の唯授一人の血脈を信受することを基本としてきました。
しかし現在の指導は、大御本尊を単なるモノと軽視し、血脈相伝を否定するものとなっていることは明白です。
その結果、創価学会は『ニセ本尊』を作成・販売したり、血脈を所持される御法主上人を誹謗中傷するなど、三宝破壊の大謗法を犯し続けているのです。
このように、ひとりの指導者の変節によって、本来、不変であるはずの信仰の根本が簡単に変わってしまう宗教団体は、信ずるに値しないのは当然でしょう。
日蓮大聖人は『生死一大事血脈抄』に、
「信仰の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり」(御書515ページ)と仰せです。
血脈付法の御法主上人の御指南に従い、本門戒壇の大御本尊を固く信ずる以外に、大聖人よりの信心の血脈は流れ通わないのです。
よって、これらを否定し謗法を重ねる創価学会に籍を置いたまま、どれほど活動に励んでも、功徳がないばかりか、かえって罪障を積むことになり、不幸になっていくのです。
あなたは、日蓮大聖人の教えによって、成仏しようと志しているのですから、謗法団体と化した創価学会を離れ、信心の正しい血脈が流れる日蓮正宗の信仰に帰り、揺るぎない真の幸福境涯を築いてまいりましょう。